「縁」というもの

シンガポールにも日本語放送のラジオ局があります。

朝の時間帯に2時間ほど放送されています。



ちょうどラジオ局の開局と、

私がこちらに来た時期がほぼ同じ時期でした。

当初は夕方にも放送していて

携帯用のラジオをバッグに入れて

通勤の行き帰りのバスの中で、

ヘッドフォンでラジオを聴くのが日課でした。



そのラジオ局の月曜日のワンコーナー「Welcome to Studio」に

出演することになり、収録へ行って来ました。

このコーナーのナビゲーターは、CEOの森氏が担当されています。

森氏に直接お会いするのは、これで二度目です。



実はシンガポールで就職をしたいと思ったときに

面接を受けたのです。

そのときに、“出来たばかりのラジオ局よりも・・”ということで

私の履歴書を見て、教師での就職を勧めてくださったのが森氏でした。

助言のお陰で、すぐに来て欲しいと言う幼稚園が見つかり、

就労ビザも1週間ほどで下り、よい環境の職場で3年間働きました。



その後、私は、今の仕事を始めることになるのです。



もしも、あの時、あのままラジオ局に就職していたら

今、こんな私がいるかどうはわかりません。



そして、またご縁があり、森氏とお会いすることが出来て

その報告をすることが出来ました。



結婚式のお仕事をしていて、「縁」というものを

感じることがよくあります。

そして、人は「縁」で結ばれて生きているものなのだと。



ラジオの放送は、7月に入ってからの月曜日になると思います。

とても緊張してしまって、何を話したかよく覚えていませんが、

ほとんどプライベートの話しでした。

貴重な緊張感のある機会をいただき、ありがとうございました。



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